七代目の挑戦

水の中の墨文字

先日の話ですが、近畿大学の北川准教授と興福寺さんが、猿沢池に古瓦を静め魚の住み家となる魚礁を作り、池の環境保全を守ろうという取組をされていました。その古瓦に近大生の方々が願いを込めて墨で文字を書かれるにあたり、その墨を錦光園が提供させて頂きました。墨の浸透度、保存性は非常に高いですが、この先暫くの年数の間は水の中ですので、文字が残っているかはかなり微妙な所ですがその時を楽しみにしています。作業当日は猿沢池の周りに物凄い人だかりが出来ていました。古瓦に書かれた墨文字も何とか写真に収めましたが見えるでしょうか。

正倉院で1000年以上残った墨文字、水の中で10年残るかどうかは今後の楽しみですね。

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