奈良墨 - 奈良の香る工芸品

書く、香る、愛でる墨

「墨」は飛鳥時代、奈良の明日香地方に伝わりました。
奈良時代に入ると仏教の繁栄と共に写経が盛んに行われ「墨」は大変貴重な品とされていた中、
興福寺で初めて日本の墨作りが始まります。
これが「奈良墨」のはじまりです。
「奈良墨」は、質の良い筆記具としてだけでなく、美術工芸品としての模様の美しさ、
加えて他に類をみない独特のかぐわしい香りを纏う、奈良が誇る伝統工芸品です。
墨は江戸時代に全盛期を迎え、当時奈良だけで約40軒あった墨屋は、
現在全国でも10軒未満となり、日本の9割の墨はこの奈良で作られています。
錦光園は『奈良墨の案内役』として、“墨の魅力”をより多くの方にお届けし、
この唯一無二である奈良の伝統工芸品を、未来に残していきたいと思っております。

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