鹿と墨
最近はコロナウィルスによる観光客減の影響から、奈良公園にいる鹿が市街中心地に出てきているというニュースをよく聞くのですが、実際に少し出てきているのは事実です。近隣を歩いていると実際にその光景を見る時もあります。錦光園もまさに市街の中心地にあります。ただ自分が子供の頃は、学校に行こうと家の扉を空けると鹿がいたとかは普通の光景だった訳で、、、
もう30年以上前の話ですが、その時と同じで特段周りが騒ぐほど大した事でもないと思います。恐らく、奈良の地の方も同じような感覚なのかなと。こんなタイミングだからこそ、メディアやSNSでは騒がれていますが、そのうちそんな光景さえも昔のように当たり前になり誰も気にしなくなるのかなと思います。
工房に来られる外の方から言われて初めて気づく事もあるのですが、個人的にはそんな奈良のどこかのんびり?した県民性は好きな部分でもあります。
鹿の話が出たので鹿が描かれた墨ということで、
「群鹿(むれじか)」
錦光園には鹿が描かれた墨は3種類あります。その中の1種です。残りはまた別の機会で。。。
因みに「群鹿」は工房内限定で販売していますので、ご希望の方は是非どうぞ。