七代目の挑戦

下市木工舎「市 ichi」の森幸太郎さん

墨とは全く関係ないですが、、、

同じ奈良の工芸に携われている、下市木工舎「市 ichi」の森幸太郎さん。

 

度々このブログでも発信していた奈良県の工芸作家さんに対する事業である「THINK KOGEI」に参加させて頂いたご縁でお知り合いになりました。墨とは関係ないと言いましたが、今回のご縁から、実は当工房の墨を取引先といった外部で展示する際に使用する台を作って頂いたりしています。

 

たまたま先日の展示会で作業をされているのをはじめて拝見させて頂きました。森さんは吉野杉を使った家具を作らている木工職人さんです。座椅子の部分など、木の柔らかさを感じれるような緩やかなカーブを作る為に、専用の鉋(かんな)を使われるのですが、その鉋というのが物凄く小さいのです。大きさは指より少し大きいぐらい。見た目は非常に可愛らしいものではありますが、その削る面積の少ない小さい鉋を使用して少しずつ少しずつ座椅子の表面を削っていかれます。1つの椅子が出来上がるのにも大変な作業です。ただその出来上がった椅子は物凄く温かみのある、座り心地の良い椅子になっていきます。実際に現場で座らせて頂いたのですが、物凄く座り心地が良かったです。

 

ただ何といっても、目を見張るのはその道具である鉋。様々な専用の小さな鉋を見せて頂きました。ジャンルは違えどこういう専用の「道具」を見ているとワクワクしてきますね 笑

 

奈良県のWEBサイトに森さんの特集が掲載されている記事を見つけましたので是非ご覧ください。

◆移住サイト 奈良に暮らす

http://okuyamato.pref.nara.jp/iju/narabito/vol07.html

 

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