七代目ブログ

暖冬の影響を受けて【墨の乾燥】

墨の乾燥で最も怖いのは乾燥中にカビが生えることです。墨の材料には動物の膠を使用している為、乾燥途中にあまりにも暖か過ぎると墨にカビが生えてしまいます。今年は記録的な暖冬。一番寒い今の時期でも既に3月頃の暖かさだそうで温度も10度近くあったりします。出来上がった墨をいきなり自然乾燥させると急過ぎて割れてしまうので、最初は1か月近く、灰の中に墨を入れて灰乾燥をさせるのですが、そちらも入れすぎるとカビが生える可能性があるので早めに灰から出していく事になりました。墨の製造において自然は重要な要素をしめてきます。

このページのトップへ