七代目の挑戦

4年目に突入

 家業を継ぐことになり家に戻ってきて丸3年経過し4年目に入りました。まだまだ戻ってきた頃の記憶はありますが、同時に子供の頃から家業を手伝っていた頃の記憶も仕事をしていると蘇ってきます。この3年はあれやこれや動いてきましたが、まだまだ地に足がついておらず、自分的にまだまだ中途半端。今年に入りしっかりと今後の展開も見え、何をするのか少しずつ掴めてきた印象です。以前勤めていた会社、何百人、千人を超える大きな会社でした。そこで様々な部署で様々な仕事をしている方々、1人1人の仕事、本当に今迄何気なく見ていた方達のお仕事の有難みを感じました。いざそれらが個人事業主となった今では全て自分でこなさなくてはならず、心底思います。人を雇う余裕など今の所、全く無いので何でも自分でしますが、本来の仕事である、墨作りに平行し、雑務をこなしながら経営していくのは本当に大変ですがやりがいもあります。ただ、やはり出来る事なら作る方面に集中したいのが本心なのですが、こればかりは選んだ道なので仕方ないと思います。

 

 規模が小さいとはいえ、広範囲にわたる日々の仕事に流されることなく、しっかり自身と錦光園の歩みを止めずに進めていきたいと思っています。自分自身、いい年ではありますが、まだまだ業界では経験不足。それを補うには恐れずに行動あるのみだと思います。自分が大事にしている言葉に松下幸之助さんの「動けばドラマが始まる」があります。まさにこの数年動かないとここまで展開してこれなかったことばかり。そしてこれからも動き続けることこそが、この先に新しい出会いや展開に繋がっていくとおもっています。楽しみながら苦しみながら素晴らしいドラマがこの先も生まれるよう、4年目もしっかり動いていきたいと思っています。

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