子どもたちと墨を継ぐ

墨の未来

錦光園が子どもたちと触れ合う理由

墨を磨る時の香り、音、触感、色。大人は懐かしいと感じ、触らずとも墨の記憶が蘇るのではないでしょうか。

今、子どもたちが「墨」に出合う機会はどんどん少なくなっています。
利便性高く効率的に学べるタブレット教育が進むにつれて、特に「固形墨」を使った教育としての実技の時間は、これからも減っていくでしょう。

「墨を磨る」を知らない子どもたちが大人になるということは、
未来に固形墨の存在が無くなるに等しい危機感を持っています。

1400年の歴史を持つ伝統工芸品「固形墨」を受け継ぐ使命を担うべく、錦光園は様々な活動を行っています。
その中で目にした、子どもたちが墨に触れた時のイキイキとした姿。子どもたちが墨について“より深く知る機会を作る”こと、“体感する時間を提供すること”の可能性を強く感じてきました。

これからは錦光園が、子どもたちの「墨を擦る記憶」を作っていきたいと思っています。未来の日本を作る子どもたちに、固形墨の歴史を継いでもらうために。

墨の出張授業

学校で伝統工芸に触れる

墨ワークショップ

錦光園は、全国の様々な学校に赴き、墨に関する出張授業を行っています。

  • ・墨のことを知りたい、詳しく調べたい
  • ・伝統産業に触れたい
  • ・記憶に残るようなワークショップをしたい
  • ・墨づくりの仕事に関するインタビューをしたい

など、学校からの依頼の内容は様々です。

目的や意図に応じて、学校や先生方と事前に相談を重ねてから授業やワークショップの計画を行います。
内容によっては1回だけの授業で終わらず、数ヶ月から数年かけて行う授業もあります。

尚、子どもたちへの墨の授業は、出張やリモートに関わらず基本的に無料(資材料金は別途いただく場合もございます)で行っているボランティア活動です。幼稚園、こども園、小中高から大学や専門学校まで、どのような学校でもお伺いします。

奈良墨という希少で貴重な伝統工芸品に触れる機会にご興味のある方は、是非一度ご相談下さい。

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事例紹介

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▶︎子どもたちとの“ぐちゃぐちゃワークショップ”の様子はこちら

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