裏打ちの様子
先日、「裏打ち」の作業風景を初めて目の前で見せて頂きました。当然、墨とも非常に関わりのある仕事。奈良表具の伝統工芸士、森本表具店の森本さんが実演されているのを見せて頂きました。綺麗に裏打ちされていく様子もさることながら、屏風などの内側には昔の使用済の和紙が使われている事にびっくりしました。写真に写っている無数に貼り付けられた紙は、昔、役所で実際に使用されていた和紙だそうです。よくよく見ると、手書きで色々な情報が記載されていました。綺麗にきっちりとした屏風などの中にはこういった紙が利用されているのは物凄く面白いですね。
森本さんの所では裏打ちの体験などもされているそうなので、ご興味のある方は是非ホームページをご覧になって下さいね。
◆森本表具店ホームページ
https://morimotohyougu.jimdofree.com/