七代目の挑戦

【全国行脚】 『曲書道教室』~岡山 編~

 新幹線で通過はしたことあるけど、降りたことの無かった岡山県に初の上陸。

今回呼んで下さったのは、今年の2月に工房にお越し下さった曲書道教室の曲先生。

岡山にご自身の書道教室をお持ちで、生徒さん達にも是非墨に触れて欲しいということで、岡山に呼んで下さいました。

 

 

 教室に入ってまず目に飛び込んできたのは部屋の窓一面に書いた子供達の手書きのメッセージ!

「岡山といえば何?」をテーマに各々岡山の紹介を窓に書いてくれたそうです。

教室とはいえ、自宅の窓のそういったメッセージを書かせて下さる主催者の先生が凄い。

そして子供達からの紹介メッセージも凄くユニーク。

「あ、こういう所を見ているのか~」といったような目の付け所がそれぞれ個性があって、これがまた面白かったです。

 

 

 そして早速、そのメッセージの前で準備をした後は参加者を出迎え。

教室の生徒さんとその保護者の方々が部屋一杯に入ってこられ「すみからすみまで墨のおはなし」がスタート。

いつもの如く材料の説明から入るのですが、説明の時は固い顔をしていた子供達も、いざ墨造るのを見る際になると食いつくように見てくれるのはいつもの通りですね 笑

 

 

 

 製造実演の後は1人1人が自分の手でに握って墨を造る「にぎり墨」の製作。

生の墨を丸める、形を整形していくのも中々一苦労ではありましたが、始めて触れる生墨の感触に子供達は楽しそうにしてくれてました。

子供は何事も自分で見て聞いて触れて感じることが大切なのは、こういう場面を今迄散々見てきてもいつも変わらず思うことです。

ほんの少しでも今後の自分の考えや行動を判断する材料になれば良いかなと思ってます。

 

 

 そして会の終わりには今回初披露となる「墨ガチャ」が出現!!

今後この『すみからすみまで墨のおはなし』に参加してくれた子供達にプレゼントしようと、自分の活動にご協力して下さる方々と以前から企画を温めていました。

ただ、やはりというか何というか、子供達にとってガチャの力は絶大で、、、笑

すぐに子供達は群がり、ガチャを回して凄く喜ぶ光景を見ているとこちらも物凄く嬉しくなるのでした。

ちなみに、中には本物の墨である「おはじき墨」が入ってます。

 

 

 ただこのガチャの墨もきっかけの1つにしか過ぎないと思っていて。。。

今回の会をきっかけに、1人でも多くの子供が墨に興味を持ってくれたら、1人でも多くの子供が墨を磨ってくれたら、という願いのもと、この『すみからすみまで墨のおはなし』という活動をこの数年続けています。

 

 

 

 最後は子供達がガチャ本体に会の感想コメントを書いてくれました。

今後旅先でどんどんコメントが増えていくんだろうなと思いながら、子供達が書いてくれているのを見て妄想してました。

白いガチャ本体がそれこそ墨のように真っ黒になる光景を想像しつつ、岡山での『すみからすみまで墨のおはなし』は終わっていくのでした。

 

 

 

最後に、、、

 

 今回は主催者の方が参加してくれた子供達の様子を見て、保護者の方からのコメントを集めって下さったので、それを原文のまま記載させて頂きます。

こういうコメントをもらえると本当に嬉しいですし、今後の活動冥利に尽きます。

岡山の皆様、本当にありがとうございました。

 

「子どもはもちろん、母も沢山の学びがあり、帰宅してからもあれこれ親子で話しました。」

「子どもが帰りながら『楽しかったね〜!』と言っていました。」

「貴重な体験、忘れないと思います。」

「親子ともにいい経験をさせて頂きました。何ヶ月後かに墨の蓋を開けるのがとても楽しみです♪」

「子どもが大事そうに持って帰って来ました。絶対に開けないように神棚に置いてます。」

「ワクワク楽しく過ごさせて頂きました。これからは、お道具を大切に扱う気持ちを持って欲しいと思います。」

「長野先生にも、よろしくお伝え下さい・」

「また機会があれば墨作り体験に参加してみたいと思いました。」

「今度はどんな時に仕事の喜びを感じられるか知りたいです。」

「それにしても大変なお仕事。体調に気をつけてお仕事を続けて頂きたいと思いました。」

「夫が感動して帰って来ました!」

「貴重な経験をさせて頂きありがとうございました」

「親子共々しっかり楽しませて頂きました。」

「実は運動会のリレーでバトンを落として落ち込んでいたのですが、すっかり楽しい日になったようで安心しました。」

「3ヶ月後が今から楽しみです」

「子ども二人とも『楽しかった』と喜んでいました!私も始めて知ることばかりで、ワクワクした一時間でした」

 「めちゃめちゃ楽しかったです!」

「日本の古くから受け継がれている物たちが、だんだん少なくなっている時代ですが、たくさんの経験をしたいなと考えていたのでとても勉強にもなって楽しかったです!!」

 

 

 

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