
2つ目の松煙生産設備を導入しました。
貴重な文化を 次世代に繋ぐ
墨が日本に伝来して1400年。
いま動かなければ、その歴史が途絶えてしまう。
奈良墨(奈良で作られる固形墨)の原料は
煤(すす)・膠(にかわ)・香料(こうりょう)、この3つです。
これは固形墨が誕生して以来ほとんど変わっていません。
様々な材料が枯渇している状況ではありますが、特に今、その中でも「松煙墨」という種類の固形墨を作るために必要な、「赤松の木を燃やして生産する『松煙』」と呼ばれる煤の国内での生産が途絶えてしまう危機に直面しています。
これがこのまま何もしないと近い将来手に入らなくなり、1400年続いてきた国産松煙墨の歴史が途絶えてしまう可能性が出てきています。
そこで、錦光園では本来は分業体制で成り立つ奈良墨業界ではあまりない取り組みではありますが、一歩踏み出して墨屋の壁を乗り越えて「煤」の製造を自社で始めることに決めました。

「大和松煙」に関わって下さる方たちを紹介